無事に生まれた子供も
1歳を迎える・・・
1歳は昔では
幼くして亡くなる子が多かったので
「よくここまで無事に成長をしてくれた・・!!」
と特別に喜ばしいことでした。
なので、初のお誕生日は
昔から特別にお祝いをする行事があります。
地域によっても様々なのですが
どんなものが行われているのか紹介していきます。
また、こういったことから
1歳のお誕生のお祝いは
祖父母も参加をすることが多いのですが
祖父母も含めたお祝いはどのようにしたらいいのか?
まとめました。
1歳の誕生祝いはどんな行事をするか。
昔は子供が小さいうちに亡くなることが多く、
特に1歳までは
無事に成長できますように、
この子が健康で幸せでありますように、
と願いを込めて
様々な行事が行われてきました。
現代でも行われていますが
お七夜、お宮参り、お食い初め、
産まれた月齢によってはお節句・・・
と言った行事がそうです。
そして、無事に
1歳を迎えたら、
その節目を無事に迎えられたことをお祝いします。
ちなみに昔はお正月でみんな1年歳を取る、
とされてきたので
個人の産まれた日に
「お誕生日」としてお祝いすることはなかったので
この1歳のお誕生を祝うことは
特別でした。
そして、その1歳のお誕生祝いでは
「一升餅」と「選び取り」が行われることが多いです。
くわしくはこちらをどうぞ。
⇒誕生餅でのお祝いは背負う?餅ふみと選び取りについて。
⇒選び取り
この1歳のお祝いは
地域差が大きいので
お住まいの地域の人や
親、親戚に確認をすることをおすすめします。
1歳の誕生祝いで一升餅は用意するか。
1歳のお祝いの時に用意するといわれているのが
「一升餅」です。
1歳のお誕生祝いの時に作られることから
誕生餅とも言われますね。
ではなぜ1歳のお祝いに一升餅なのでしょうか。
一升餅はその名の通り、
一升(約1.8㎏)のお米を使って
作るお餅のことです。
お餅は鏡餅もそうですが
神様の依り代として
重宝されてきました。
⇒鏡餅の食べ方はいつがいい?パックの場合やカビが生えてしまった場合。
なので、この一升餅、
つまり誕生餅は
神様と子供の結びつきをより強いものにしていこう、
との願いが込められているのです。
また、
一升=一生健やかな人生を送れますように、
一生食べ物に困らないように、
という願いが込められています。
また、一升餅は丸い形をしているのですが
これは「円満」を表し、
円満な人生が送れますように、という意味があります。
1歳の誕生祝いは祖父母とするか。
昔のお話になりますが
お正月にみんな年を1歳ずつ重ねていくものでした。
それでも、1歳のお誕生日だけは
特別にお祝いをしていました。
ここまでの成長を喜び、
またこれからの人生が健やかでありますように、
と願い、
親戚も集まってお祝いをしていました。
今でも初誕生日、
つまり1歳のお誕生日は一升餅でお祝いをしたり、
特別な意味合いを持っていますね。
なので、祖父母も呼んで
食事会をする人も多くいます。
もちろん、各家庭の考え方によりますので
家族でお祝いをする人も少なくありません。
祖父母や親戚を呼ぶ場合には
食事会の場で一升餅や選び取りをすることが多いようです。
家族だけで過ごす場合には
おうちでアットホームにする場合、
外食をしてお祝いをする場合と
様々です。
用意するものも
一升餅だけでなく、
ケーキを用意して食べたり、
子供も食べられるケーキを作る人もいます。
1歳のお誕生日なんだから盛大にしないと!!
と思われる人もいるかもしれませんが
正直な話、
子供は1歳ではあまり覚えていませんし、
それよりも親の愛情があれば十分です。
「あれをしなきゃ!」
「これもしてない!」
と悩んで、
出来ないと悶々とするのは
親である自分自身が悲しいだけです。
祖父母を呼ぶということは
義理の両親も招待することになりますが、
子供の親は自分だけ。
そう考えて、
各家庭、地域などで習慣や考え方も多くあるかと思いますが
どうぞ子供の親である自分たちが主体になって
お祝いをしてあげてください。
それがお子さんへの
何よりのお祝いになります。
1歳のお誕生お祝いいついてのまとめ
1歳という特別なお誕生日のお祝いは
地域差がとてもあるものですが
一升餅や選び取りなど
様々な儀式があります。
どれをするかも、
どのようにお祝いをするかも
間違いはありません。
ただ、その子の健やかな成長を願い、
お祝いをすることが
お子さんにとって一番のお祝いになると
思っています。