小学生になると
子供はランドセルで自分で登下校をするようになります。
持ち物は
連絡帳に書いてくるし、
時にはお知らせがプリントで配られます。
しかし・・・・
なくならないのが「忘れ物」!!
朝、子供の忘れ物に気が付いた時に
どうしますか?
届ける?届けない?
今回は子供が忘れ物をしたときの対応について
まとめました。
子供の忘れ物は届けるのは過保護?
子供が忘れ物をした、を気が付くのは
子供が登校して
慌ただしいバタバタが過ぎ去って
ふぅっと一息ついたとき、ということが
多いですよね。
そのときに
忘れ物を学校に届けに行く、のは
簡単な話です。
しかしそれは過保護ではないの?
子供が学ばないからダメだ、
いやいや、子供が恥ずかしい思いをするじゃないの、
誰かに迷惑をかけてしまうならば
届ければいいじゃない、
などなど、意見もたくさん出てくるでしょうし、
ときには、
このことで夫や姑ともめることもあるでしょう。
これは各家庭の考え方にもよりますが
どちらも間違ってはいないことは
たしかでしょう。
忘れ物をイチイチ届けるのは
確かに過保護ですし、
子供からしたら、忘れても届けてもらえるし、と
期待をするので忘れ物をなくそう、という意識にはなりにくい。
忘れ物を届けなかったら
困るのも、恥ずかしい思いをするのも子供自身ですし、
ないことでフォローをしたりする先生や
教科書などを貸したりする友人など
何かしらの迷惑を被る人がいることもたしかですね。
しかし、
今日は届けてくれた、
この間は届けてくれなかった、など
ばらつきがあると
過保護というよりも
親の都合、気分で左右されることですし、
届けてもらえるももらえないも
ある意味「運」になってしまいます。
それでは子供にとっても
忘れ物をなくそうという意識には
到底なりません。
届けるにしても
届けないにしても
各家庭でその基準を決めておくことが大切です。
子供の忘れ物をしてしまったときに親が出来ること
子供の忘れ物を
届ける、届けないの「ものさし」を
各家庭で決めておきましょう、という話をしましたが
どうやってその基準は
決めたらいいのでしょうか?
まず、それがないことで
命に係わるかどうかを考えます。
たとえば暑い夏や運動会の練習をしている頃に
水筒を忘れてしまった、という場合には
学校の水道水を飲めばいい、と
考えることもあるかもしれませんが
水道が混んで飲めないこともあります。
下校前に水分を摂る、と考えると
時間が無かったら、カラカラのまま下校をすることになります。
昔とは考えられないくらいに暑さが厳しいので
熱中症の心配もありますね。
もし水筒があれば
休み時間のちょっとの時間に水分補給を出来たり、
下校前に水分補給もサッとできますね。
そう考えると、
水筒を忘れることで
熱中症や脱水など体調を崩す危険がある、と考えられる日には
届けたほうがいいでしょう。
他にも急を要するもの、
たとえば、その日締め切りの提出物や
給食がない日のお弁当などは
迷惑をかけるので届けることも必要になってきますね。
うちでは
暑い日、運動会の練習期間の水筒、
その日提出など締切当日のものは届けます。
それ以外に
親のミスである忘れ物も届けます。
わたしがしてしまったことのあるもののは
「宿題のマル付けをお願い」と頼まれていたプリントを
マル付けを忘れて送り出してしまったり、
提出プリントを渡し忘れて
冷蔵庫に貼ったままで
やはり当日送り出して気が付いたり・・・
などなどやらかしてしまったときには届けます。
逆に教科書は忘れているのに気がついても
宿題を前日一生懸命やって
ランドセルに入れ忘れたものを
朝送り出した後に気がついても
そのままにしています。
帰ってきて
「宿題を持っていくのを忘れたから
昼休みにまたあのプリントをやった・・・
もうやだ・・・・」
と半泣きで訴えたりもしましたが
そこは本人の責任としています。
届ける、届けないのものさしを決め、
親がその対応を統一して出来るように
夫とも話し合っておくことも大切です。
親によって対応が違うと
子供が混乱してしまいますからね。
子供の忘れ物をなくす方法
子供が忘れ物をしたときに
届ける、届けないの基準を各家庭で決めたら、
次はもちろん
「忘れ物をしない」ようにしていきたいですね。
そのために親が出来ることを
挙げていきます。
①時間割を把握しておく
冷蔵庫など目につくところに
時間割を貼っておき、
大まかにでも
「○曜日は何がある」と把握しておくといいですね。
そうすると声をかけるときにも
「時間割した?」ではなく、
「明日○○があるけど準備した?」と
より具体的に声をかけられるので
子供も分かりやすいです。
②子供にとって何が響くのかを知る
子供の忘れ物をなくすのに一番は
忘れ物をしたことで恥ずかしい思いをする、
失敗をした、と本人が自覚をすることです。
これはその子、その子の
キャラクターによって違うので
親の腕の見せ所です。
忘れ物をすること自体が恥ずかしい、と思う子なのか、
親が忘れ物を届けに来るのが恥ずかしいと思う子なのか、
それによって
忘れ物を届けるのに迷う時には
あえてそちらを選ぶことも一つの手です。
子供が忘れ物をした時にどうするかのまとめ
親でも完璧ではありません。
わたしもちょいちょいやらかしてしまいます。
大人でもそうであるということは
子供はもっと抜けていてもおかしくないんですよね。
しかも子供は学びの最中です。
今すぐに、ではなくとも
学年が上がると忘れ物も少なくなっていきますし、
長い目で見て
子供が忘れ物をした時にどうしていこうかと
対応を考えていきたいですね。