暑い日が続くと
大人でも食欲はなくなり、
だるい、キツイ、
何にもやる気がしない・・・・と
夏バテモードに入ってしまがちですよね。
子供だと、なおのこと
元気もなくなって
心配です。
そこで今回は
夏バテしている子供への食事について
まとめました。
夏バテをしている子供の食事
暑い日が続くと
大人でも
食欲は出ないし、
やる気もなく、
だらだらしたくなりますね・・・
子供は
「夏バテした」と口に出せる子は
そうそういませんし、
夏には手足口病やヘルパンギーナなど
感染症も流行しますし、
他にもいろいろな病気が隠れていることもあるので
心配ですよね。
熱もない、
他に症状もない、
とりあえず治療をするような病気ではない。
でも食欲もなく、
いつもよりも元気もなく、
疲れているのか
よく寝たりしていると
「栄養のあるものを食べて
元気になって!!」と思うのも
親心ですね。
そんな親の気持ちを無下にするかのように
子供はなかなか食べなかったりするので
子供のためを思うのに伝わらないし、
元気はなくなっていくしで焦るし
イライラしてしまいますね。
そんなときには
子供が食べれるもの、食べたいと思うものだけでもいいんです。
まずは無理なく、食べられるものから
食べていってもらいましょう。
栄養のあるものを食べさせないと、
という呪縛があると
イライラして収まらず
出来ることも出来なくなり、
見えるものも見えなくなってしまいます。
だって!!
ただでさえ一日三色の献立を考えて、
家計を考えながら買い出しをしてって
親だって大変なんです!
そこに栄養を気にしたりして
ひーこら言って用意したものを
食べない、とか
少しだけ、なんて
イライラを通り越して
どっと疲れます・・・・
暑い時期に
子供が食事を摂る量が少なくなっていって
一番心配なのは脱水です。
そのサインは見逃さないように
親も落ち着いて構えていられるように
心のゆとりを持っておきましょう。
夏バテにいい食材を子供に食べてもらおう
子供が食べられるものを、
無理なく食べていってもらうことが一番だという話をしました。
しかし身体は
へろへろになっているわけです。
そもそも夏バテは簡単に言うと
身体の調節機能がうまくいっていない状態で
子供は特に大人に比べて体温調節も含めて
まだまだうまくできませんので
その分熱もこもりやすく、
体力も消耗しやすいのです。
そこで冷房の温度など環境を整えることはもちろんのこと、
少しでも栄養のあるものが入っているもの、
夏バテにいい食材を食べてもらえると
体力も回復し、
夏バテ解消へ近づいていけますね。
そこで夏バテの時に用意しておきたい食材を
紹介していきます。
枝豆
枝豆はタンパク質だけでなく、
ビタミン、ミネラルも含まれていて
子供も食べやすい食材です。
単品で塩茹でにしても食べやすいですし、
和え物に入れてみたり、
お豆腐に添えたり、と
様々な場面で使えます。
冷凍食品も売られていますから
常備しておきたいですね。
オクラ
ビタミンが豊富で夏バテ解消におすすめです。
こちらも冷凍食品でも売られていますし、
和え物やおみそ汁に入れるのもいいですね。
一袋買いでも一回で使いきれる量ですから
常備しておきたいですね。
豆腐
単品で冷奴だけでなく、
おみそ汁に入れたり、
サラダに入れたり、
チャンプルーにしたり、
豆腐ハンバーグなど他の料理との相性もいいですね。
タンパク質、ビタミンもが含まれ、消化もよく
口当たりがよく食べやすいので
食欲のない時にもおすすめです。
夏野菜
ちょっとざっくりしてしまいますが
トマトやきゅうり、ピーマン、なす、スイカ
トウモロコシやかぼちゃ、オクラもそうですね。
夏野菜は水分が多く、
身体も冷やしてくれます。
やはり一番旬のものは
その季節に一番栄養を摂れる食材なんです。
彩りが鮮やかなものが多いので
食欲を見た目からも刺激してくれます。
今はハウス栽培も盛んなので
あまり季節に関係なくスーパーに並んでいますが
やはり旬の野菜はおいしくて
そして何より安く手に入りますのでありがたいです。
豚肉
夏バテを防ぐのに野菜だけではなく
バランスよく食材を摂ることが大切です。
豚肉は肉類の中でも
タンパク質、ビタミンが豊富です。
疲労回復の効果が高い食材ですので
メインとしてだけでなく、
豚汁として使ったりもできるので
小分けにして冷凍しておき
常備して
ちょこちょこ使いでもしていきたいですね。
レモン、パイナップル
クエン酸が豊富で疲労回復に効果があります。
酸っぱさがありますので
食欲がない時でも食べやすいですね。
子供は
パイナップルなどは缶詰でも売っているので用意しやすいですし、
デザートとして出してもいいですね。
レモンはそのもので食べることは難しいでしょうから
炭酸水などに加えてジュースにすると
摂りやすいでしょう。
他にもウナギも昔から滋養強壮にいいとされ、
ビタミンも豊富で夏バテのときにはいい食材ではあります。
ただ、主婦的に高価で常備は難しいかな・・・というのと
脂っこいので食欲のない時には食べづらいかな、と思い
今回は挙げませんでした。
たまの贅沢のときには
おすすめです^^
子供が夏バテしているときに食べやすいメニュー
食材は
常備を出来るだけしておいて
子供に栄養のあるものを
無理なく食べていってもらいたいですね。
そこで次は
この食材を使って
子供が夏バテをしているときにでも食べやすい
献立を考えていきましょう。
子供におススメメニュー
<夏野菜&豚肉カレー>
子供が好きなメニューのナンバー3には入ってくるような
鉄板メニューですね。
カレーで食欲アップを期待しましょう。
具に夏野菜を入れて
栄養も補給、
苦手野菜であっても
カレーの味で食べやすくなりますのでおすすめですよ。
うちの子供はパプリカが苦手だったのですが
カレーに入れて食べられるようになりました。
<豆腐と枝豆とオクラのおみそ汁>
夏は冷たいものがのど越しもよく欲しくなるのですが
身体の調節機能を整えるためにも
温かいものを一品は取り入れるようにしましょう。
おみそ汁は一品として加えやすいので
おすすめです。
オクラは冷凍食品でカットされているものだと
ササッと加えることが出来ますね。
<かぼちゃのスープ>
コーンスープのように
ポタージュ風にすると甘さもあって食べやすいです。
うちではかぼちゃの煮物を多めに作っておき、
次の日は牛乳を加えてスープと
残りはおやつに使います。
おやつについてはまた下で紹介しますね。
<冷やっこ>
どうしても食欲がない、というときでも
比較的食べやすいのが冷奴ですね。
トッピングに枝豆を添えたり、
鰹節を加えることで
良質なたんぱく質だけでなく、ビタミン、鉄分、カルシウムなど
豊富な栄養素を摂ることが出来ます。
<きゅうりとトマトのサラダ>
夏は特に
生でもいけるほどおいしい野菜ですね。
ただ切って出すだけでもいいですし、
豆腐と一緒に出してもいいですね。
ただ、夏野菜は先ほどもお話をしたように
身体を冷やしますので
冷蔵庫で冷やしたものをそのまま出すのではなく
冷水で冷やしたくらいの野菜を出すようにしましょう。
<スイカ>
これもおすすめの夏野菜ですね。
冷えたスイカはのど越しもいいので
食欲がない時でも食べやすいですね。
上のトマトやキュウリと同じように
冷やしすぎに気を付けましょう。
<フルーツのヨーグルト和え>
パイナップルやミカンなど
かんきつ類系は酸味があって
疲労回復にいいのですが
酸っぱくて食べづらい、という子供もいるかと思います。
そういう子にはヨーグルトに入れて食べると
食べやすいです。
<かぼちゃのホットケーキ>
これはうちで大人気なのですが
ホットケーキミックスに
残ったかぼちゃの煮物をつぶして
混ぜて作るものです。
ホットケーキだけでもおいしいのですが
あまりものも使えて
旬の野菜も入ったおやつで
暑くてぐだぐだしている日でも大人気です。
夏バテしている子供への食事についてのまとめ
子供が元気がないと心配なのですが
親の心配をよそに
子供は食欲がないと食事をシャットアウトしがちです。
そこで無理に食べさせようとすると
ますます嫌になっていくので
楽しく食べられるように
そして大人だって暑い日はきついので
適度に手抜きもしつつ
食事を用意していきたいですね。