お歳暮を贈る習慣はありますか?
昔ほど、付き合いも厳格化していませんし、
贈ったことがない、
という人も多いでしょう。
お恥ずかしながら
私自身もそうでした。
なんとなく、街へ行けば
年末のにぎやかさの中で
「お歳暮」という文字も多く見かける、
という程度でした。
ところが、結婚をすると
親戚が増えるので
付き合いも気を遣わないといけないところが多く出てくるのです。
特に配偶者の親戚関係は
気を遣いますね。
結婚したばかりであれば特に
お歳暮のマナーなどを確認し、
これからの親戚・・・
義実家との関係を円滑にしていけるようにしましょう。
お歳暮を贈るときのマナー
お歳暮とは大体なんなのでしょうか?
歳暮=年(歳)の暮れのことで
年の暮れに
お世話になった人に贈り物をする習慣で
嫁いだ人、分家の人などが、お正月に親元に集まり、
お供え物などを持って集まったことから始まった、と言われています。
親戚づきあいの一つ、とも言えるものですね。
このお歳暮は
「贈り続ける」ことがマナーでもあります。
途中でやめる、ということは
感謝をしなくなった、とも受け取られることもあり、
失礼に当たります。
また、自分の実家、親戚関係だけ、
ということも角が立ちますので
自分の実家に贈るのであれば、
義実家にも贈ることもマナーですね。
お歳暮を贈る時期
お歳暮商戦で
店頭にもお歳暮コーナーが出来る時期がありますが
その中でも、
贈る時期に適切な時期は
いつなのでしょうか?
元来、お歳暮は
お正月の準備を始める12月13日~20日の間に
贈られていました。
ただし、近年は早くなっている傾向にあり、
関東などは11月下旬くらいから贈ることも増えていて、
12月下旬には届くことも多いようです。
とはいえ、
季節の贈り物ですので
時期は外さないように気をつけましょう。
すす払い、という大掃除などを終え、
お正月準備を始める事始めの日、
キレイな状態になったところに贈るように
12月13日から20日頃となっています。
そして、20日以降だと
またバタバタとしてしまうので
遅くとも20日頃までに届くように
贈るようにしましょう。
結婚して義実家にお歳暮を贈るとき
結婚して初めての年など
行事関係は気を遣いますね。
特に贈り物関係は
今後の付き合いをスムーズにするためにも
しっかりと確認をしておきましょう。
近年ではお歳暮などもしない、という家庭も
増えてきています。
とはいえ、知らなかった、では
今後に響きます。
お歳暮のマナーや時期については
上でお話をした通りですが
特に結婚をして義実家にお歳暮を贈る場合の
気を付けることとしては
既婚の兄弟がいる人は
その人たちがどうしているのかを
確認してから決めることをおすすめします。
たとえば、兄夫婦はしていないのに
自分たちが贈るようになったら
兄夫婦に恥をかかせることにもなるからです。
もう一つ、
お歳暮は「贈り続ける」ことがルールですし、
自分の実家にだけ贈って、
配偶者の実家には贈らない、ということも
自分の家にだけ感謝をしている、
と取られてもおかしくないことになってしまいます。
嫁いだ側としては
そう取られてしまっては今後に響きますし、
どちらか一方だけを蔑ろにしている、
とも受け取られるようなことは
トラブルを招く種ともなりうるので
しっかりと事前に確認をしてから
贈るようにしましょう。
最後に
贈り続けるわけですから
贈る範囲もむやみやたらと広げると
続けることも大変になってくることが考えられます。
配偶者とよく話し合い、
渡していく人を決めましょう。
まとめ
結婚すると急に増える親戚づきあい。
なかなか気を遣いますよね。
ずっと続くものですし。
こういった季節のご挨拶の行事も
事前にしっかりと確認をして
気持ちよく新年を迎え、
付き合い続けていきたいですね。