今年一年の締めくくり。
師走の時期に
お歳暮も贈りますね。
毎年恒例の習慣・・・・・・・・・・
しかし、振り返ると
今年自分には不幸ごとがあって
喪中だった・・・・・
「自分が喪中」というときに
お歳暮を贈ってもよいのでしょうか?
マナーを知らずにいたら
恥ずかしい思いをしますし、
結婚していれば
配偶者も「マナーのなっていないやつだ」
との烙印を押されてしまいます。
今後の付き合いも気持ちよくできるように
ここでしっかりと確認をしておきましょう。
お歳暮のとき喪中が自分だったらどうする?
お歳暮を贈るときに
自分が喪中だったらどうしたらいいのでしょうか?
マナー違反なことはしたくはないものですもんね。
結論から言いますと、
贈っても差し支えはありません。
お歳暮は慶事ではありません。
元々は嫁いだ人や分家になった人が
お正月に親元に帰るときにお供え物を持って帰ったことがはじまりとされていますが、
日頃の感謝を伝えるために贈り物をする、
という習慣です。
そして喪中とは
喪に服することです。
つまり、故人を悼み、
身を慎むことです。
喪に服しているから
あなたに感謝はしないよ、ということこそ
失礼に当たりますよね。
なので、自分が喪中であっても
お歳暮を贈ることは問題ありません。
ただし、地域や各家庭の慣習によって
違いもありますので
贈る前に地域の人や親、親戚に
確認をしてみるといいでしょう。
喪中でお歳暮を贈るには?
喪中だけど、お歳暮を贈ることは問題ない。
ならば贈ろう!
とは思っても、
やはりどこかお歳暮には晴れがましさがあります。
慶事ではなくても
街を歩けば
「お歳暮」の文字をよく見かけるようになりますし、
イメージも華やかですよね。
そこが
「喪中だけど贈ってもいいのだろうか・・・?」
と悩まれる一因でもあるかと思います。
そこでおすすめをしたいのが
「のしを変える」ことです。
一般的にお歳暮のときには
紅白の水引にお歳暮と書かれたのしを
使用します。
しかし、水引のない
白い短冊を使用することもマナー違反ではありませんので
水引が気になるようでしたら
この方法もいいでしょう。
百貨店などでは
こういったのしも用意しているところが多いですし、
自分で白い短冊を用意して贈ることも
もちろんいいですね。
喪中の期間のお歳暮はどうする?
喪中でもお歳暮を贈ることは
問題はありません。
ただし、喪中の中でも狭義の意味である忌中(四十九日)の時期は
お歳暮というよりも香典の意味合いが強くなるので
時期をずらして贈るほうがいいでしょう。
具体的には、
忌中(四十九日)の期間を過ぎていない場合は
忌中の期間が過ぎて、
次の年が明けた、松の内(1月7日)以降、
立春までに
「寒中お見舞い」として贈るといいでしょう。
立春後でしたら、「余寒見舞い」として贈ることも
可能です。
いずれにしても
悲しみがあったから「おめでとう」をいう気持ちにはなれないこと
喪中と
日頃の感謝を「ありがとう」と伝えること
歳暮は
別物であるということを
理解しておくことが大切です。
まとめ
お歳暮のイメージから、
慶事の習慣だと思われている方も多いのですが
お歳暮は日頃の感謝を伝える習慣です。
決して喪中だからと
「やってはいけないこと」ではないんですよね。
そこを理解したうえで
時期を考え、
お歳暮や寒中お見舞いを贈るようにしましょう。
それがこれからの付き合いへと
つながっていきます。
配偶者の親戚関係などは特に
気を遣いますから
このあたりはスムーズにいきたいですね^^
それが自分、配偶者、
ひいては家庭のイメージにもつながりますし。