小学生も中学年、三年生になると
授業は生活から理科と社会になり、
書写も書道が入ってきます。
習字を習っていない子は
書道セットを購入することになると思いますが
自分たちの時代の
書道セットとは大きく変わり、
(歳がばれるのか・・・・?)
カバンも
ブランドのものやかわいもの、
シンプルなものなど色々あり、
タイプも様々です。
セットになっているものもありますが
中身をバラバラに買うことも出来ます。
硯も軽量化されたり、
下敷きにも罫線の入ったものがあったり、
メーカーによって力を入れているところも色々で
正直な話、
どれがいいものなのか
わからなくなってしまいます。
そこで今回は
書道セットの選び方として
小学生が使いやすいもの、
セットのものがいいものなのか、
そして書道に欠かせない筆について
まとめました。
書道セットで小学生が使いやすいもの
書道セットはいろいろなタイプがあって
バリエーションも豊富なのですが
一番は、
使う子自身が使いやすいことが一番です。
小学生という年齢、
そして書き初めなど中学生や高校になっても
授業があるところもありますので
使い続けることも考えて、
選んでいきたいですね。
小学生の書写の時間に
初めて習字をする、という子も
めずらしくありません。
なので、学校で指定のものがある、
という場合を除いて
授業を受けると考えると
上質なものをそろえる必要はありません。
まずは道具がどんなものか、
という説明から始まり、
筆の扱いを学び、
字を書いていきます。
書道用具のメーカーや
画材のメーカーなど
今は様々な会社が書道セットを販売していますので
好みのメーカーを選んでいいでしょう。
そう考えると
やはり書道セットとしてセットで売られているものが
一通りの道具がそろっていて
カバンまで付いているので使いやすいですね。
中身だけを個別に買うことも出来るようになっていますし、
メーカーによって少しずつの違いもあります。
そこで次ではセットの中でも
さらに細かく選ぶポイントを挙げていきます。
書道セットは小学生ではセットの選ぶポイント
書道セットには
色々なものが組み込まれていますが
メーカーによって少しずつ違いますし、
中身だけを特別に買うことも出来ます。
そこで道具の選ぶポイントを
挙げていきます。
①書道バッグ
ファスナーを開けた時に全開になる
フルオープンのものがおすすめです。
硯などの書道用具は
箱型の入れ物に入れてしまうので
V字型のものでも十分なのですが
書いた作品をしまうと考えると
フルオープンのほうが整理整頓がしやすいです。
②バッグの柄
書道セットを購入する小学三年生の時期は
キャラクターものや
かわいらしいもの、キラキラしたものなどが
魅力的に見えてほしくなるのですが
小学生は幼児期明け~学童期~思春期と
大きく成長します。
早ければ高学年のうちに
「この柄は恥ずかしい」になってしまうことも考えられます。
出来る限りシンプルなものを選んでおくと
長期間使っていくことが出来ます。
③硯
今はセラミックの軽いものがあります。
硯と言えば石だ!石!!と思うかもしれませんが
(わたしだけ??)
石は落としたら割れますし、
授業で習字をまず学ぶ、と考えると
軽量化されたものでも十分でしょう。
本格的にお習字を習っていくことを考えるようになったら
石の硯を改めて買うで十分です。
④文鎮
文鎮は二つのものが使いやすいです。
一つだけだと、
字によってはズラしたりしないといけませんから
使いにくいです。
今はセットの文鎮が二つになっているところが多いですが
もし違うのであれば
二つをおすすめします。
⑤墨液
墨は
洗えば落ちる墨、とか
筆が固まらない墨などの
キャッチフレーズのものがあります。
一見したら汚れの面から考えると
魅力的かもしれませんが
習字と考えると
半紙に書くとにじんで汚くなってしまうので
避けるようにしましょう。
筆については
次でお話していきますね。
小学生の書道セットの筆
筆は習字を書く上で
とても重要なアイテムになります。
しっかりと字を書くことを覚えていくためには
やはり筆だけは
セットではなく、個別に購入したいところです。
筆も高ければいい、というわけではなく
もちろん、書道用具のメーカーであれば
筆もきちんとしたものでしょうが
そうでなければ
ばらばらとして書きにくいものだったり
抜けやすかったりしますので
注意しましょう。
100均は安くて手軽なのですが
安すぎるものもこうした耐久性のないものが多いので
避けたいですね。
大体の目安ですが
1000円くらいの筆を選ぶと
筆自体の扱いやすさはもちろんのこと、
お手入れをして大切に使っていく、ということを学ぶ上でも
いいですね。
ちなみに書きやすさとしては
太く短いものが扱いやすいので
おすすめです。
そして筆は片づけが重要です。
筆は消耗品ですので
どんどん先が固くなったり、
割れて形が変になっていったりすることもありますが
丁寧に使っていけば2~3年は持つものです。
筆のお手入れをして
書道用具を大切に扱うことを学ぶという意味でも
しっかり洗い、保管をするようにしましょう。
小学生の書道セットについてのまとめ
子どもの書道セットは
時代とともに変化してきています。
様々な種類もあって迷うところですが
子供が使いやすいもの、という視点で
ポイントを押さえ、
セット売りの中でも
必要だと思うものは個別に買って
書写の習字の授業に備えましょう。