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端午の節句に柏餅を食べる意味。なぜちまきを食べるのか。内祝いには?

投稿日:2018年4月18日 更新日:

 

 

五月五日の子どもの日。

 

端午の節句として

鯉のぼりや五月人形が飾られ

男の子の健やかな成長を祈願する日でもあります。

 

この端午の節句には

桃の節句の

ちらし寿司、ハマグリのお吸い物、

菱餅に甘酒と言った食べ物のように

食べられているものがあります。

 

「柏餅」と「ちまき」です。

 

今回は

この柏餅やちまきを

端午の節句に食べる意味。

 

また初節句の内祝いに

この柏餅を贈るものなのか。

についてまとめました。

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端午の節句に柏餅を食べる意味

端午の節句とは

男の子の健やかな成長を願い、

様々な行事です。

 

五月人形を飾り、

鯉のぼりが泳ぎ、

そして柏餅、ちまきをいただきます。

 

この時期が近づくと

コンビニやスーパーなどにも

柏餅が多く並びますね。

 

なぜ端午の節句に柏餅なのでしょうか?

 

柏餅を食べるようになったのは

江戸時代頃からと言われています。

 

そしてその秘密は

柏餅に使われる柏の葉にあります。

 

柏の木は神の宿る木と言われていて、

柏の葉は

新芽が出てくるまで古い葉は落ちません。

 

つまり、子供が生まれるまで、

次の世代が出てくるまで古い葉はあります。

 

そうしたことから、

葉が絶えてしまうことはない。

 

ということから、

一族が途切れることがない、

子孫繁栄を表す縁起物として

使われるようになりました。

 

江戸時代に年中行事として

広く男の子のお節句が行われるようになってきて

 

男の子のお節句として

跡継ぎの男の子が生まれると

 

その男の子の健やかな成長、

立身出世を願う端午の節句に

一族が繫栄していきますように、と

願って食べられるようになったんです。

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端午の節句に柏餅とちまきを食べる

端午の節句に

地域差や親戚内での風習の違いはありますが

 

柏餅と同じように食べられてるのは

「ちまき」ですね。

 

ではなぜちまきも食べるのでしょうか。

 

端午の節句とは

もともと日本にあった田植えの前に女性が身を清める風習と

中国の端午の節句が合わさって

今の端午の節句という行事が行われるようになったのです。

 

ちまきは端午の節句とともに

中国から伝わったものです。

 

その昔、

中国に屈原という詩人でもある政治家がいたのですが

 

その屈原が

謀略を見抜き、王へ進言したけれども受け入れられず

将来に絶望して入水して亡くなったのですが

人望がとてもあったので国民が憂いて

入水した川にお供えとして

ちまきを投げ込みました。

 

その屈原の命日が五月五日であったので

端午の節句とともに

ちまきが伝わりました。

 

また五月は

急に暑くなったりと気候の変化も激しく

病気になったり、亡くなる人も多かったので、

健康祈願のためにちまきを食べられるようになっていきました。

 

ちまきは中国から伝わったものだったんですね。

 

ちなみに柏餅は

日本で生まれた食べ物です。

端午の節句の内祝いに柏餅を贈る

端午の節句は男の子のお節句で

初節句にはお祝いをいただくこともあるでしょう。

 

そうしたら

お返しをすることと思います。

 

内祝いとして

やはり柏餅を贈ることは多いのでしょうか。

 

初節句の時には

お祝いとして

鎧兜、五月人形や鯉のぼりが贈られることが多く

お返しという意味もあり

食事会を開くことも多いです。

 

そのときに内祝いとして贈るものは

お赤飯、紅白のお餅、お酒が

昔から言われている一般的なものですが

端午の節句では

柏餅を添えてもいいですね。

 

ただ、

柏餅は日持ちするものではありません。

 

ですので、

柏餅は当日に食事会に出席した人たちに

内祝いとして贈ることはもちろんいいことです。

 

ただ遠方の方などには

日持ちするようなものを贈ることをおすすめします。

 

今はネットで注文も出来ますので

これらにこだわらずに

相手の年齢や生活スタイルに合わせて

内祝いを贈られます。

 

そのときに端午の節句にちなんだものを

セットで贈られると

端午の節句の初節句の内祝いとしていいですよね。

端午の節句の柏餅についてのまとめ

漠然と五月五日には柏餅を食べる、

という風習があるから

用意して食べることがあったかと思いますが

 

行事の意味を知り

端午の節句を祝うことは

子どもにも説明をしていくことができます。

 

子どもに伝えていきたい行事として

食べ物の意味も知るきっかけになれたら

ありがたいです。

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