子供の成長や健康を願って
お祝いをする七五三は
子供の行事です。
親が子供の行事をしようと考えた時に
誰に声をかけて
七五三をしますか?
案外この線引きは難しいですよね。
付き合いや親戚筋を考えると
とてつもなく広い範囲になってしまったり。
そこで今回は
七五三に呼ぶ人は誰にするか問題について
お話をしていきます。
七五三に呼ぶ人は誰?
子供の行事は
それこそ生まれて
お七夜や多くの人が行くのはお宮参りから
山ほどあります。
それだけ昔は子供が生きて大きくなることが
どれだけもありがたいことだったんですよね。
それだけにたくさんの行事があるのですが
お祝いをする年齢や性別、
お参りの日からお作法まで
幅広いものです。
何から、どのようにしたらいいものかわからないことも
たくさんあると思います。
しかし子供の行事は基本的に
子供の親となった自分たちが主体でやろう、という気持ちで
待っているのではなく、
準備をしていくといいですね。
そのためにもまず
夫婦で考えを一致させておく必要があります。
さらにこうした行事は
自分のしてもらったようにすることが多いのですが
親戚も増え、
夫側の親戚、自分の親戚のやり方が同じとは限りませんので
お互いの親、親戚に相談をしてみることもおすすめします。
そのうえで
夫婦+子供という形、
夫婦+子供+祖父母、
夫婦+子供+祖父母や親戚という形で
お祝いを出来るといいですね。
七五三に祖父母は呼ぶか
七五三のお祝いをするときには
子供の親が主体となって準備を進めていき、
呼ぶ人は祖父母などに相談をしていくようにしましょうというお話をしました。
では実両親や義両親
つまり子供にとっての祖父母は
呼んだほうがいいのでしょうか。
七五三の参拝には
祖父母連れで来ている人もいますが
今は遠方に住んでいて
行事のために来るのが難しいという祖父母もいますし、
夫婦が共働きも珍しくないので
休みが合う日に参拝となると
必ずしも祖父母の予定も合うとは限らないでしょう。
そうしたときに予定を合わせることに
重きを置いていると
時間は経ってしまいます。
なにせ、子供の行事です。
時期も秋。
感染症が流行ってくる時期なので
予定の日に
「確実に」参拝できる保証はありません。
あくまでも主役は子供であり、
親はその行事をスムーズに行うために
準備をしていくのです。
祖父母や親戚の予定よりも
子供のお祝いの場であることを忘れずに
まずは子供がきちんと七五三のお祝いを出来るようにし、
そのうえで
祖父母が合わせてもらえる状況であれば
呼ぶようにすることで十分です。
「七五三のお祝いをする予定で
○日が都合がいいのですが
いかがでしょうか?」という形で
あくまでも主催は親である自分たち、というスタイルで
相談をしながら準備をしていきましょう。
自分も子供がいて、
一人の親となっているんですもんね。
たとえ参拝に来られなくとも
写真を送るとか、
お食事会の場を設けるとか
方法はたくさんあります。
無理に祖父母の予定を優先することはありません。
「子供が主役」ということを一番に
呼ぶかどうかを決めていきましょう。
七五三に兄弟を呼ぶか
先ほどお話をしたように
あくまでも七五三のお祝いは
子供が主役です。
子供の成長をお祝いしてくれる人は
多ければもちろんありがたいものです。
ただ、お祝いをするときに
その親戚の範囲を広げすぎると
調整が大変になり、
肝心の子供のお祝いがおざなりになってしまいます。
両親の兄弟、
つまり子供たちにとっての叔父叔母は
付き合いの深さによっては声をかけることもいいでしょう。
ただし、あくまでも七五三は子供の行事なので
子供、両親の予定に合わせてもらえることも前提に
話を進めていきましょう。
甥や姪の七五三は
かわいがってくれている立場であれば
呼んでもらえたらうれしいものです。
「この日にお祝いをする予定です。
もしよろしかったら~云々」という形で
お誘いをすることは
今後の付き合いをスムーズにするためにも
いいですね。
七五三に誰を呼ぶかのまとめ
七五三という子供の行事は
家族、親戚にとっても
大切な子供の行事となるので
どこまでの人を呼ぶかも悩むところですが
子供の親である自分たちが主体となって
調整をしていくようにしましょう。
ただそのときに
子供を大事に思ってくれている人たちの存在も
忘れずに声をかけて行けるといいですね。