出産という大仕事を終え、
休む間もなく始まるのは
2~3時間おきの授乳やオムツ交換。
自分のペースで動くことができないことに戸惑いながらも
かわいいわが子に会えて
うれしさもひとしおですね。
そんな喜びを
他の人たちも喜んでくれるなんて
ありがたいことです。
出産祝いを持ってきてくれる人、
気を遣って送ってきてくれる人、
様々な形で
「おめでとう」が贈られてきて
喜びも最高潮!
そこで忘れてはいけないのが
「お返し」です。
お祝いをいただいたのですから
そのお礼の「お返し」をすることは
マナーですね。
しかし、具体的にどうしたらいいのか?
何をしたらいいのか?
どのようにしたらいいのか?
初めてだと特に困ってしまいますね。
ここで確認をして、
お祝いをしてくれた人たちに
お礼をして、今後の付き合いもスムーズなものにしていきましょう。
出産祝いのお返しのマナーをチェック
出産祝いをいただいたら
お返しをするのがマナーです。
「内祝い」と言います。
内祝いとは本来は
家の中(内)であったおめでたいことの喜びを
周りの人たちにもおすそ分けをする、
といった意味合いがありました。
しかし、現代では
出産祝いをいただいた人への
お返しということで贈られています。
地域性もありますが
出産祝いをいただいた人へ
お返しをするようにしましょう。
近年、産休に入る人へ出産祝いを渡す、といったことも
あるようですが
出産は何があるかわからないものです。
出産祝いは無事に生まれてから
渡すことがマナーですので、
お返しは無事に生まれてから
するようにしましょう。
お返し自体は持っていくことが一番ですが
産後の肥立ちやバタバタと忙しかったり、
里帰りをしていたり、
遠方の方から頂いた場合には
郵送でも失礼ではありませんので
お返しをするようにしましょう。
その他にも返す相手や品物など
地域性があるところもあります。
親戚や地域の人に相談をして
お返しをしていくこともいいでしょう。
出産祝いのお返しの時期
お返しをすることが大切だということは
上のお話でご理解いただけたかと思いますが
次は
そのお返しをする「時期」についてお話をします。
お返しをするタイミングは
もちろん無事に出産を終えてからです。
出産後は2~3時間おきの授乳におむつ替えで
睡眠不足との戦いや
出産後の疲れやらで
あわただしく日々は過ぎていくと思います。
だいたいお返しは
産後7日から1か月、
遅くとも3か月までにはするようにしましょう。
ちょうどいいのはお宮参りの頃ですね。
出産祝いをいただいた人たちへのお返しも
今はネットなどで注文もできますので
一括して購入も可能ですし
お宮参りの頃に贈ることができるように
準備をしておくといいですね。
そのあとに頂いたお祝いに関しては
その都度、出来るだけ早めにお返しをするようにしましょう。
里帰りなどで
しばらく家を空ける場合でも
郵送でも構いませんので
遅くなってしまうことは避けるようにしましょうね。
出産祝いのお返しの金額の相場
出産祝いのお返しの金額の相場は
いただいた額の3分の1~半額です。
出産祝いにいただいた額よりも
高額のものをお返しですることは
失礼に当たります。
もし、金額のわからないものであれば
出産祝いの相場は
3000円から1万円と言われていますので
1000円~3000円程度のお返しで十分です。
全返しとなってしまうと失礼になってしまいますし、
これから育児で出費は増えていきますし、
このあたりは失礼にはならない額です。
またわかるようであれば
大体の値段を考慮して選ぶようにしましょう。
まとめ
出産祝いのお返し、
内祝いは
生まれた子供がお祝いをいただいたお礼をするのを
親が代わりにお返しをするものです。
親として、失礼のないようにお返しをして
今後の付き合いもスムーズなものにしていきたいですね。