子供が病気になると具合の悪い子を小児科へ連れて行くのが常だった頃・・・も過ぎ、
比較的なんでも自分で出来るようになり、お留守番も安心して出来、お使いなどのお出かけも一人で出来るようになるくらいになったとき
病院への付き添いは果たしていつまで付いていけばいいのか?
病院も小さい子の多い小児科は大きくなると行きづらい感じがしますが小児科は何歳までなのか?
中学生は?
などなどの病院受診の疑問についてまとめました。
子供の病院の付き添いはいつまで?
病院への付き添いは具合の悪い子でしたら心配もありますし、連れて行こう、とも思いますね。
ただ、かかりつけだったり、ちょっとした風邪かな、とかだったりすると
中学生くらいですと自分の症状も伝えられるだろうし、しっかりもしてきます。
いつまでも親がついていくのも・・・・と思うと、いつまで病院の付き添いは親が行くものなのか迷いますね。
昔、自分が子供の頃には中学生や小学校高学年くらいになると一人で病院へ行っていたように思いますが今ではだいぶ厳しくなっています。
薬の説明もありますし、アレルギーの有無、治療に関してのメリットデメリット、
また費用の面でも未成年であれば保護者の同意を得て行われることが基本です。
なので、未成年のうちは付き添うことがいいでしょう。
説明を理解する、という面でも小学校高学年や中学生ではまだ難しいところがありますし、既往など過去のことは知らないこともあるでしょう。
問診票に書くことでわからないことがあれば診療そのものが進みません。
病院側としても結局保護者の同意を得ないといけない、と連絡をしたりしなくてはいけなくなり、お互いに二度手間となります。
ただ下の子がいたり、兄弟もいる場合には難しいこともありますもんね。
⇒子供が受診をするときに兄弟はどうするのか?付き添いや留守番について。
他にも様々な事情で付き添うことも難しい、という場合には
治療方針や薬の内容、ときには必要として行われる検査が高額であったとしても、その場で子供が同意をしたのを覆すことなく受け入れる覚悟が必要です。
一番いいのはもちろん付き添うことですが難しければいつでも連絡の取れる状態にしておいて
何かの同意をしないといけない場面では連絡をするように伝えておくことです。
病院に行くとき小児科は何歳まで?
未成年のうちは病院への付き添いもしたほうがいいというお話をしましたが
その中でも「小児科」から「内科」へ変わるはいつごろになるのでしょうか。
小児科は対象を15歳までとしているので一般的には中学生までです。
高校生からは内科です。
ただし、小児科の慢性疾患は大人になっても小児科で診ていくこともありますので厳密な線引きではありません。
クリニックなどの病院であれば病院によってはインフルエンザや風邪などを一緒に来た親や祖父母の診察もするところもあります。
総合病院などで迷うときには受付に聞いてみるといいですね。
病院に中学生が行くときの付き添い。
中学生が病院に行くときには基本的に小児科です。
もちろん、けがであれば整形外科、皮膚科、耳鼻科、眼科など専門分野の診療科を受診することがありますが
風邪のような症状、インフルエンザなどで具合が悪いというようなときには小児科です。
ただ、小児科は小さい子供が多くて中学生には居心地がいいものではないかもしれません。
中学生は思春期にも入りますので気持ちも複雑です。
親が付き添っていることが恥ずかしいと感じることもあるかもしれません。
しかし、先ほどもお話をしたように気持ちはそうであっても
まだ子供であり、保護者の庇護のもとで生きているものですし、判断もですが同意も保護者が必要になります。
もし恥ずかしいとか少し小児科に付き添って行くことをためらうようなことがある場合には
義務教育の間くらいは診察室に一緒に入ったほうがいいのですが
診察室の外で待つ、とか説明などがある場合に診察室へ呼んでもらう等考えていくこともいいでしょう。
子供の病院への付き添いについてのまとめ
子供の病院への付き添いは小さい頃、乳幼児や小学生くらいまでは当たり前だったものが
成長とともにどこまで付き添うかを迷うこともありますが
子供の保護者であるという立場と病院側との立場から考えても未成年のうちは診察には付き添うことがいいでしょう。
もし付き添いが難しい場合にはその対応もきちんと考えて受診をするようにしましょう。