子供で野菜を嫌い!という子は
珍しくありません。
自分自身も幼いころに
嫌いな野菜の一つや二つ、
あったことでしょう。
しかし、親としては
野菜はなんとか食べてほしいなぁなんても
思ったりするものですね。
勝手なんですけど^^;
そこで今回は
子供の野菜嫌いのなぜなに?と
克服方法をお伝えしていきます。
子供の野菜嫌いはなぜ起こる?
食卓に野菜を出すと
キレイに残されている・・・・
なんて場面を見ると
力は抜けるし、
どうしたものか・・・と頭を抱えます。
親になると
子供はつくづく違う人間で
思うようにはならないものだなぁと感じますね。
周りの子供の話を聞いても
好き嫌いや偏食の話の中でも
野菜嫌いの子の話は
よく耳にします。
それくらいに珍しくないのですが
大人になったら食べれるようになるという話しもありますし、
そんな経験をしている人も多いのではないでしょうか。
わたし自身も
ニンジンも嫌、ピーマンも嫌、トマトも嫌、と
野菜の嫌いなものは多かったです。
でも不思議とトマト以外は
いつの間にか食べられるようになっていたんですよね。
子供の嫌いな野菜としてよく上がるものは
ピーマンやニンジン、ほうれん草やナス、
グリンピースやゴーヤなど
青いもの、苦いものが上がりますね。
子供は本能的に
苦みのあるもの、青臭いもの、
舌触りが独特のものは避けるという説があります。
これは酸味、苦味という味が
腐敗したものや毒のあるものの味であることにも
関係していると言われています。
またこれとは別に
親が嫌いで食卓に上がらないので食べ慣れない、
その野菜を食べた時にいい印象がなかった、など
野菜そのものだけでなく
周りの環境で嫌いになることもあります。
子供の野菜嫌いが影響すること
野菜嫌いをどうにかしたい、
野菜を食べさせたい、と思うのは
野菜を食べられないことで起こる
ネガティブなことを考えて、ですよね。
でも野菜を摂らない事での
影響を具体的に知っていますか?
今の飽食、食べ物が豊かな時代において
炭水化物、脂質、タンパク質は
しっかりと摂れているでしょう。
ただ、ミネラル、ビタミンは
子供だけでなく、大人も不足していると言われています。
これらが野菜に多く含まれているんですよね。
なので不足すると
免疫力が落ちるので
風邪などのウィルスに抵抗する力が弱くなったり、
食物繊維も不足するので
便秘もなります。
他にも子供の成長に心配な影響は
身長が伸びない、
体重が増えない、
やる気が出ない、
さらには
勉強や運動に意欲が見られない、
コミュニケーションを取ることが苦手になっていく、
勉強が苦手になっていくといった
将来へ向けても心配な面が多くあります。
身体の成長だけでなく、
中身、脳を含めた心のの成長にも
大きく影響を及ぼすので
野菜は摂っていってもらいたいですね。
子供の野菜嫌いを克服する!
野菜嫌いが起こる謎、
野菜を食べないことで起こる影響を
お話してきました。
では最後に
野菜を克服するための方法をお伝えしていきます。
野菜を目にする機会を増やそう
野菜、特に見た目が青々しいものは
避けてしまいがちなのですが
目に入る機会を増やすことで
なんとなく嫌だな・・・から
見慣れたものへと変えていくようにします。
具体的にはスーパーに一緒にお買い物に行って
見てみる、選んでみる、という風に
直接食材に関わる機会を増やします。
難しければ、絵本も効果的です。
いずれにしても
「悪いものではない」ということを
知っていってもらうための第一歩です。
食卓に出す機会を増やす
これも目にする機会を増やす意味もありますが
もうひとつ、
家族がおいしそうに食べている場面を見せる機会を
増やすことも効果的です。
見た目や臭いなどから避けていた野菜を
一番身近な家族がおいしそうに食べていたら
「おいしいのかな・・?」
「食べてみようかな・・・?」
と食べてみようと思えるきっかけを作ることが出来ます。
一緒に育ててみる
野菜のできる過程から見ていくと
その野菜が危険なものではないとわかりますし、
愛着も湧くので
「食べようかな」という気になりやすいです。
ただ、野菜の種をまいて
収穫まで育てるわけですから長期戦になりますね。
料理をする場面を見せる
これは次の調理法を工夫すると
ちょっと似ていますが
野菜がどんな方法で味付けをされ、
食卓に上がるかまでを知ると
またひとつ料理の品物に愛着がわくので
口にしやすくなります。
もちろん、子供が出来る部分はお手伝いをしてもらうと
子供も自信につながるのでおすすめです。
調理法を工夫する
これは比較的多くの人がチャレンジをするところです。
野菜を味の濃い料理、たとえばカレーなどに混ぜて
味や食感がわからないようにして出したり、
味付けを工夫したり、
サラダでもドレッシングをかけてみたりすることも
食感や味が嫌だと感じている子にはいいですね。
他にもおやつの中に入れるのも
おすすめです。
混ぜやすいお菓子でお手軽なのは
ホットケーキです。
ホットケーキミックスに野菜を混ぜるのですが
ホットケーキミックス自体が甘いので
野菜も甘い?と勘違いしたり、
甘さに巻き込まれて
野菜の苦味を感じない、ということもあります。
野菜は大人になっていくと
苦味も酸味も
すべてが体に毒なものではないと学びますし、
そうすると食べられるようになるものも増えていきます。
なので焦らずに
子供が自分から食べたくなるように
工夫をしていきましょう。
無理に食べさせて
その無理やり食べさせられた、とか
ネガティブなイメージを持たせないように
気を付けていきましょう。
ちなみにうちの子は
野菜は食べず嫌いで
見た目が好きではなかったので
スーパーに連れて行って、
お買い物の時に選んでもらったものを買うようにして
調理をするときに
「娘が選んだものだからおいしいよね~」と言いながら
料理をしている場面も見せて
食べるときも
食卓に出ていたら
嫌いでも一口は口にする、として
食べさせていたら
ブロッコリー、ネギは食べられるようになりました。
子供が
「食べてみよう」と自分から思える環境を作っていくことが
野菜嫌い克服への道の
近道だったりします。
そういった意味では
幼稚園や保育園、学校の給食というのは
みんなが食べているという環境なので
「じゃぁ、自分も食べてみようかな」という気になりやすいのです。
実は集団生活での給食は
ありがたい機会でもあります^^
子供の野菜嫌いのなぜなに、アレコレについてのまとめ
野菜は必要、身体にいいから
ちゃんと食べてよ!!と思いますが
今は特にいろいろと工夫を出来ることが多いので
子供へトラウマになるようなことをしなくても
楽しく食事をし、
すくすくと成長していってもらえるといいですね^^