新年が明けて、
親戚で集まった席・・・・
子供たちはメインイベントの
お年玉にハイテンション!
そんな時期を過ぎ、
大人になり、
自分がお年玉を渡す側になった時にふと思う・・・・
お年玉は結構な出費・・・
経済的には打撃をもちろん受けます。
親となれば、
子供にお年玉をもらう機会もありますね。
その時にもし・・・
兄弟の子供、親戚の子供は複数だったら・・・
自分の子供は一人っ子だったら・・・・
どこか「損」を感じながら
渡すことになりませんか?
実際に気持ちよく渡して、
スムーズにこれからも付き合いを続けていけるように
整理をしていきましょう。
お年玉は一人っ子だと損?
お年玉は子供に渡すので
子供の人数に比例して
出費も増えるのは当然のことです。
そこで自分のところが一人っ子だったら
出費だけが多く、もらうものは少ない・・・
と損を感じることもあるかもしれません。
しかし、本来お年玉とは
その年の神様(歳神様)が宿る依り代となっているお供えの鏡餅(鏡を模したもの)を
家長が分け、
歳神様の力の宿ったお餅をいただく、
つまり、その年神様の魂=歳魂(としだま)をいただく、
今年一年の力を分けていただく、
ということが始まりだといわれています。
子供であっても、
その子その子、ひとりひとりが
健康ですくすくと成長をしていけるように
神様の力をいただく、というもの。
今はそのお餅がお金に形を変えたということで
意味としてはこういった意味があるものです。
あちらの家族は子供が2人だからお餅が2つ、
こっちのお宅は子供が3人だからお餅が3つ・・・
うちは一人っ子だからお餅が1つなんて・・・!!
というのは、
ナンセンスなことなのです。
お年玉は一人っ子と兄弟で差をなくすべき?
とはいえ、時代は現代。
お年玉はお金で渡されることが
ほとんどです。
となると、やはり、
一人っ子と兄弟のある家庭では
出費に差が出るのも当然で、
経済的に打撃に差が出るのも
もちろん当然です。
では、一人っ子のもらうお年玉の額に合わせて、
兄弟ありの子たちには
それなりの額に・・・
たとえば、幼稚園児の子ひとりの我が家が3000円もらっているから、
兄弟の子2人、小学生、幼稚園児は、一人1500円ずつ、
ということです。
(あくまでも例です)
としてしまうと、
今後兄弟が増えるたびに
お年玉は減額していくことになりますね。
(兄弟のところが3人兄弟になったら、
一人1000円ずつにする、ということです)
年齢が上がったのに
もらえる額は下がった、となるのは
先ほどお話した通り、
お年玉の由来からすると、いただけない話ですし、
逆に今後自分のところに子供が増えた場合、
同じようになることも受け入れざるを得ませんね。
(二人になったら3000円から一人1500円になる、
ということです)
そうなると子供たちはもちろんのこと、
親同士もしがらみが出てきてしまいます。
お年玉は年齢に合わせて増やしていくことが
相場ですし、望ましいです。
なので、兄弟ありの家庭でも
年齢順で渡すようにしましょう。
重要なのは年齢別の金額設定を
きちんとしておくことです。
これは親戚内で話し合って決めてあることもあるでしょうし、
そういった話し合いがない場合には
自分の家庭で決めておきましょう。
お年玉は人数で差があるときはどうする?
お年玉は上でお話をしたように
子供一人一人に渡すものです。
各家庭でいくら、と渡すものではありません。
なので、子供の人数に差があっても
ひとりひとりに渡すようにします。
そこで、年齢別に金額を設定する、
というお話もしましたが
ここでポイントがあって
この金額設定を
無理のないように設定することです。
今後、自分たちのところに兄弟ができるかもしれないし、
逆にひとり、と決めている場合もあるかもしれません。
いずれにしても、
現在は一人っ子で、
親戚の子たちは兄弟がいて、
お年玉の出費は多い。
そして、お年玉の減額はしない。
となると、
最初の設定金額を抑え目にしておき、
今後お年玉の金額が増えても
無理のないようにしておく必要があります。
そうすることで、
自分のところばかりが出費ばかりしている・・・
と不満を持ちながらのお年玉ではなく、
お年玉本来の
健康ですくすくと成長していきますように、
の気持ちを込めて
渡すことができるようになるのではないでしょうか。
まとめ
お年玉は子供のうちはうれしいものですが
大人になり、親となると
現実・・・経済面がクローズアップされてしまいます。
しかし、出来る事ならば、
気持ちよくお年玉を渡して、
今後の親戚づきあいも
穏やかなものにしていきたいですね。