新年が明けて、
親戚の集まりに顔をだし、
おめでたいムードで
大人も気を遣いつつの
宴会ムード。
そんなとき子供たちは
久々に会える親戚や
いつもとは違う雰囲気に
うきうき・・
そして、子供たちにとってのメインイベント
お年玉の登場で
テンションも最高潮!!!
そこで、
そのテンションのまま・・・
には親としてはストップをかけたいところですね。
お年玉を子供の好きなように使わせてもいいものか?
小さければ金銭感覚もないものです。
子供のお年玉をどうしていくか?
ここで考えていきましょう。
子供のお年玉の使い道
子供にいただいたお年玉は
どのようにしているのでしょうか?
お年玉は親戚内で取り決めをしていたり、
額を決めていたりすることもありますが
まだ金銭感覚のない赤ちゃんのうちから渡すことも
珍しくはありません。
それは、お年玉というものが
その年の神様(歳神様)が宿る依り代となるお供えの鏡餅(鏡を模したもの)を
家長が分け、
その年神様の魂=歳魂(としだま)をいただく、
つまり今年一年の力を分けていただく、
ということがルーツだといわれています。
つまり、子供がすくすくと成長をしていくために
渡されていたもの、なので
お金に変わった今でも
年齢に関わらず
渡されてもおかしなものではありません。
しかし、使い道は
子供にすべてを委ねるのではなく
金銭感覚がなかったり、
欲しいものが特別に出てこないうちには
親が管理をしておく人が多いです。
子供のお年玉をどう管理するか?
金銭感覚のない赤ちゃんから小学生低学年のうちは
親が管理をしていることが多いです。
では、どのように管理をしているのでしょうか?
多いのは貯金です。
特に赤ちゃんのように
小さいうちは欲しいものが具体的にあるわけでもないので
子供自らが使いたいという願望はないですよね。
必要なものやおもちゃなどは
その都度買うでしょうし、
たとえば、コップやお箸など
成長に合わせたもの、
絵本といったものなどですね。
これら必要なものとして買うものは
特に子供のお年玉を使うことまではないことが
多いですよね。
そこでおすすめなのが
いただいた金額のうち決めた額は
子供のものを購入したり、
幼稚園、小学校低学年くらいになると
おもちゃやお菓子など
欲しがるものも出てはきますので
「お年玉で買う」という経験をするためにも
使う金額を決めて、
その範囲でお買い物をして
残りは貯金という形です。
こうすることで
「お年玉で○○を買った」という経験も出来、
金銭感覚を育てたり、
お金でお買い物をするという経験になりますし、
お年玉をいただいた人に
「いただいたお年玉で買いました」と
お年玉を子供のために使った、という形を見せることで
親戚や特に祖父母にとっては
あげてよかった、という満足感にもつながります。
また、小学校高学年~中学生くらいになってくると
金銭感覚も出てきます。
それが無駄遣いになったとしても
経験として糧にできるように
金額を決めていくといいですね。
子供のお年玉を貯金する
最近では子供名義の口座を作り、
そこに貯金をしていく人も多いです。
我が家もそうです。
産まれたら口座を作り、
少額の金額でも貯金をしてきました。
そう、お年玉も子供の口座に貯金をしておけば、
これから先の子供のためになる、と
漠然と貯金をする人がいますが
そのためたお金はいつ渡しますか?
高校生になった時?
大学生になった時?
社会人になった時?
いろいろな考え方があるかと思いますが
ひとつ大切なのは
貯金が多いからと言って
人生が豊かになるとは限らない、ということです。
またお金の使い方を知らないままに
大金を手にしてしまうと
派手に使ってしまうか、
使い方がわからないまま使わない=お金に無頓着、
となってしまうことも考えられます。
なので、お金を使うという経験も積みながら
貯金をしていくといいでしょう。
貯めたお金を渡すのは
お金を稼ぐ大変さを知った時、でも
十分です。
まとめ
子供のお年玉は子供がもらったものだから・・・・
と思ってしまいますが
子供のこれからの将来のために
お金を管理していく、
お金を使うことを教えていくのに
いいチャンスです。
いきなり「あなたのものだから」と渡すのではなく、
使い方から教えていくことも
子供のために使う、ということです。
うまく管理をしていって
自分で自分の人生を歩んでいけるように
育てていきたいですね。