インフルエンザが流行りだすと
マスクをする人が増えたり、
手洗いうがいを意識してみたりと
うつらないために
感染予防をこころがけるように
なってきます。
それでも
集団生活をしていると
どうしても距離も近いですし、
うつることもありますね。
それがクラス中に増えてきたら・・・・
学級閉鎖になることもあるでしょう。
ところで
学級閉鎖などは
どのような条件でなるのでしょうか?
そもそもなぜ学級閉鎖になるのか。
また、期間はどのくらいなのか?
親としては
子供の学級閉鎖は気になるところですね。
それらの疑問を
まとめました。
インフルエンザで学級閉鎖になる基準
インフルエンザなどの感染症で
学級閉鎖になるときに
明確な基準はありません。
なぜならば、
一概に欠席者数だけで決められないですし、
休んではいないけれども
体調の悪い子、
インフルエンザの疑いのあるような子など
発症の可能性のある子もいるようなことから
流行の流れも一定ではないですし、
たとえば週末であれば
土日で回復する可能性もあるので
また出席率も流動的になります。
そこで学級閉鎖を
どのように決定するかは
各自治体で概ね決められていますが
それらのガイドラインに沿って、
これらような様々な要素からみて
学校の校医などとも相談をしながら
最終決定は学校長がします。
とはいえ気になる
学級閉鎖になる目安。
必ずではありませんが
クラスの20%くらいが
インフルエンザでの欠席になると
学級閉鎖になるところが多いようです。
インフルエンザで学級閉鎖になる意味
そもそもなぜインフルエンザで
欠席者が増えたり、疑いの子が多くなっていくと
学級閉鎖になるのでしょうか。
もちろん、授業を受けられる子が少なくなると
授業が進められなくなって
授業にならない・・・
ということもあります。
しかし、
一番の目的は
「感染の拡大を防ぐ」ことです。
集団生活で
感染者がいたら
距離もどうしても近くなりますし、
接触も多くなるので
感染が拡大するリスクも高くなります。
学級閉鎖とは
インフルエンザが流行っているから行われるものではなく、
流行を防ぐために行われるものです。
なので、学級閉鎖になったら
自宅待機で外出は控えるように
言われるんです。
くわしくはこちらにまとめてあります。
⇒インフルエンザで学級閉鎖になった時の過ごし方。外出や習い事について。
インフルエンザで学級閉鎖になる期間
インフルエンザになると、
解熱をしてから48時間、
つまり2日間は出席停止となりますね。
しかし、学級閉鎖のときには
期間は決まっていません。
先ほどもお話をしたように
流行が一定ではない事
学級閉鎖の開始される曜日によっても
変わってきます。
たとえば、
月曜日にインフルエンザによる欠席者、
インフルエンザの疑いのあるような体調不良の子がいた場合、
クラスの20%に達していなくても
インフルエンザの潜伏期間も考えて
流行を防ぐために
学級閉鎖になることがあります。
その場合には
週末、つまり金曜日まで
流行の拡大を防ぐために
学級閉鎖になることがあります。
逆に木曜日に20%のインフルエンザでの欠席者が出た場合、
土日での回復が期待できることや
インフルエンザのウィルスの潜伏期間、
休日で集団生活での感染の流行の危険性が低くなること、
などが考えられて
金曜日だけ、とか
あるいは学級閉鎖にならないこともあります。
また、幼稚園の場合には
通うお子さんたちが
幼児とまだ小さいこともあり、
出席停止の期間も
+1日となっているように
学級閉鎖も1日長くとるということも
あります。
出席停止期間については
こちらにまとめてあります。
⇒インフルエンザで外出禁止なのはなぜ?いつから外出できる?買い物はどうする?
インフルエンザによる学級閉鎖の基準のまとめ
インフルエンザが流行りだすと
親としても戦々恐々とするのですが
学級閉鎖になる意味や
その基準などを知り、
予防をしていくことはもちろんのこと、
クラスで流行り始めたら
ここで確認をしておくことで
学級閉鎖の見通しをつけておきたいですね。