インフルエンザが猛威を振るう季節。
どこへ行ってもマスク姿の人を見かけることでしょう。
小学校や幼稚園では学級閉鎖になるところもあるかもしれませんね。
そう、その感染症の流行に子供が乗ってしまったら・・・・
インフルエンザになってしまったら・・・・
一気に家庭はインフルエンザ対応モードに切り替わります。
出来るだけ近づけないようにしたり、マスクをした生活をしたり・・・母親は看病にかかりきりになりますね。
そんなときにも生活をしていたら外出をしないといけない用事というものも出てきます。
そのときにはどうしたらいいのかをまとめました。
インフルエンザのときに外出禁止なのはなぜ?
そもそもインフルエンザになったら外出禁止、と言われていますが
なぜなのでしょうか?
インフルエンザはウィルスによる感染症なので、とても感染力が強いのです。
学級閉鎖になることも珍しくありません。
咳やくしゃみ、だけでなくインフルエンザウィルスが付いたものに触れるだけで感染してしまいます。
目に見えないし、ちょっと人のいるところに行けばウィルスなんてゴロゴロしていそうですよね–;
そうするとと感染が拡大をしていくわけです。
これが大きく広がったものがパンデミックと呼ばれる全国的、世界的な感染症の大流行ですね。
インフルエンザでもパンデミックが起こると健康の被害はもちろんですが社会的な被害も出てきます。
働ける人がいなくなる⇒企業が機能しなくなる⇒生活にも影響が出るですね。
極端な例ですがわかりやすく言うと、
農家の方がインフルエンザでみんなお休みする⇒作業がおやすみになる⇒市場に農作物が出回らなくなるという状態です。
お店でもそうですよね。
そして、インフルエンザは熱が下がった後もまだウィルスを排出し続けています。
解熱したから、もう大丈夫!とはいかないんですね。
もちろんうつらないための予防は流行している時期は多くの人が取っていますが
⇒インフルエンザにうつりたくないときの予防。潜伏期間やいつまで気を付けるか。
さすがにみんな「ただいまインフルエンザ発症中」とか「解熱後〇日目」とか看板をぶら下げて歩いているわけではないですからね^^;
自分が感染源とならないためにも注意したいですよね。
こうしたことから外出禁止の期間が定められているんです。
インフルエンザになったら外出はいつからできる?
インフルエンザの期間は他の人に感染を拡げないためにも外出は控えるようにする、というお話をしましたが
では、いつから外出はできるのでしょうか?
生活もありますし、仕事もありますからね。
ずっとひきこもり、というわけにもいかないものですもんね。
大人は特に法律で決められているわけではありませんが
発症(熱が出た日)日の翌日から5日間は外出禁止、とされるところが多いです。
たとえば日曜日に発症したとしたら
日曜日(発症日:発熱し始めた日) 0日目
月曜日 1日目
火曜日 2日目
水曜日 3日目
木曜日 4日目
金曜日 5日目
土曜日 6日目 外出OK!!
となります。
かなりの長丁場です。
これに対して子供は法律が定められています。
学校保健安全法という法律で
「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」がインフルエンザによる出席停止期間とされています。
つまり、発症したあと5日間+解熱をして2日間は外出禁止なのです。
これは学校という集団生活で他の児童にうつして感染を拡大させないための決まり事です。
幼児に関してはまだ免疫が未熟なこともありプラス1日とされています。
⇒インフルエンザで学級閉鎖になる基準。意味や期間について確認しておこう。
たとえば日曜日に発症、解熱が木曜日だとしたら
日曜日(発症日:発熱し始めた日) 0日目
月曜日 1日目
火曜日 2日目
水曜日 3日目
木曜日 解熱 4日目
金曜日 5日目 解熱後1日目
土曜日 6日目 解熱後2日目
日曜日 7日目 外出OK(小学生以上)
月曜日 8日目 外出OK(幼児)
また、幼稚園などによっては家族がインフルエンザだと出席停止にする園もあります。
学級閉鎖の時の過ごし方のヒントはこちらでくわしくお話をしています。
⇒インフルエンザで学級閉鎖になった時の過ごし方。外出や習い事について。
外出可能となっても人によって排出期間には差がありますから
咳やくしゃみ、鼻水など症状がある場合にはマスクをして外出するようにしましょう。
インフルエンザで外出出来ないときの買い物の仕方
インフルエンザで外出できない期間があることは十分に分かっていても外出しないといけない場合があるかと思います。
たとえばお買いもの。
食べるものなどは日々必要なものですから、ないと困りますよね。
具合が悪い時には、なおさらしっかりと栄養はとっておきたいものです。
特に子供がインフルエンザで食べられるものが少ない時には食べられるものを買ってきたいですよね。
でも子供を置いてお買い物は、まだ熱がある時期は特に異常行動などの危険もありますし急変も心配です。
⇒インフルエンザの症状の初期とは?病院に行くタイミングと子供への注意。
小学生であっても幼児であっても、そこは心配ですね。
ワンオペ育児をしている人は預ける人もいなければ、看病も家事・・つまりお買い物も全部自分でしないとといけないですよね。
自分が倒れないように予防をすることは大前提で看病もしないといけない・・・とてもじゃないですが大変です。
⇒インフルエンザが家族にうつらない方法。予防の薬や潜伏期間について。
じぶんもしっかり食べて休むようにしないといけませんね。
そうしたときにはネットスーパーなど宅配のサービスを使えるときには使うようにして、
難しい時には買うものを大まかに決めて短時間で済ませられるようにしていくようにしましょう。
もちろんマスクなどをして人にうつさないように十分に気を付けましょうね。
インフルエンザはたくさん寝ること、休むことが回復への近道です。
連れ回すことで確実に疲れはいつも以上にたまりますので出来れば、買い置きなどでしのぎたいところですね。
インフルエンザの時の外出についてのまとめ
インフルエンザが外出禁止と言われるのは感染力がとても強いからです。
外出は大人は法律で決められているわけではありませんが発症(熱が出た日)日の翌日から5日間は外出禁止、
子供は学校保健安全法で発症したあと5日間+解熱をして2日間は外出禁止、幼児は免疫が未熟でもあるのでさらに+1日とされています。
買い物が必要な時には
ネットスーパーなど宅配のサービスを利用する事や
どうしても無理な時にはマスクなど人にうつさないように対策をして出来るだけ短時間で済ませるようにしましょう。
インフルエンザのときは外出は控える、とよく言われていますが
自分に置き換えた時にそれがいつまでなのか、実際の生活を送る上で出来ることなのか、をしっかりと把握して、
十分な感染予防をして感染を拡げることなく、治していきたいですね。
そして元気になったら旅でもなんでもお出かけをして楽しみましょう!
旅情報のあれこれはこちらです。
今はこちらを見て、そのいつかの日に想いを馳せましょう。
⇒旅行のパッキングのコツ。子連れの場合や帰りのときのポイント。
⇒小学生の自由研究は旅行を活かそう。旅行記と簡単なまとめ方。