七夕の夜を
笹に飾りをつけ、短冊を書き、
楽しんだ後には
笹はどうしますか?
お願い事を書いた短冊もありますし、
子供が作った飾りなどは
そのままゴミにポイはしたくない・・・
そこで今回は
七夕の後の笹や飾りを終わったらどうするのかの
「その後」についてまとめました。
七夕の笹は終わったらどうする?
七夕の笹を
当日の夜まで持たせるために
あれこれ四苦八苦して保存をして
当日の夜を新鮮な笹で迎えられて
無事に七夕を楽しんだ後、
笹はどうしましょうか。
笹はもともと切ってしまうと
水を吸い上げる力も弱いので
すぐに萎れていきます。
七夕の夜を過ぎ、
そのままにして飾っていると
次の日にはもう葉はクルクルになり、
枯れ始めていくでしょう。
このように長く保存をしておくことは難しいので
笹飾りを取ったら
処分をすることになります。
とはいえ、
お願い事を書いたり、
神様とのやりとりのために用意をしたもので
その笹を
「はい、終わった」と捨てることには抵抗もあるかもしれません。
昔は川や海へ流して
神様のもとへ届ける、という意味で
七夕送りが行われていたり、
焼いてその煙が上がる様子から
願い事が神様へ届く、として
どんと焼きが行われている所もありましたが
環境問題などから
今行われるところは少なく、
行われていても
結局下流で回収をする人がいて、
処分をしています。
そうすると一番簡単なのは
地域の分別にしたがって
捨てることになるんですよね。
でも笹は神聖な意味合いもあるので
どうしてもごみとして捨てるのは気が引ける、という場合には
この後にお話をしますが
神社へお焚きあげに持っていく方法もあります。
七夕の笹飾りの処分の方法
七夕の笹自体は
保存も難しいですし、
そのままゴミとして捨てることが多いのですが
笹飾り、いわゆる七夕飾りも
同じようにゴミとして、ポイは
子供が作ってきた作品だったり、
その時期に一生懸命書いた字が書かれた短冊だったりするので
あっさり処分は
気が引けるというか、したくないものですね。
今では
笹飾りも笹と同じように
自治体の分別に従えば
ゴミとして処分することが出来ます。
しかし、捨てたくないのであれば
保存しておくことも珍しくはありません。
うちも七夕飾りは幼稚園で作ってくるので
子供たちの作品ですし、
毎年少しずつ成長が見られて
思い出深いんですよね。
小学生になっても
短冊に書いてあるお願い事が
少しずつ具体的になっていったり、
漢字が混ざるようになったり、
字が上達するのがわかるので捨てがたいんです。
なので、うちでは捨てるのは笹だけです。
ただ、もちろん七夕飾りを捨てることが悪いことではありませんし、
取っておいても
収納スペースに困っていきますので
処分することも間違いではありません。
もし、子供の作品を処分、
しかも一晩だけ飾ってあっさり、が心苦しい場合には
写真などに収めておいて
あとでも振り返られるようにしておくといいですね。
七夕の笹を処分するときに神社に持って行ってもいい?
処分しなくちゃいけないのはわかる、
けど、やっぱり気持ち的に・・・
という場合には
もうひとつ方法があります。
「神社」ですね。
お焚きあげをしてもらえる神社もありますので
地域など希望する神社へ問い合わせてみるといいですね。
お焚きあげをしているところもあります。
ただ日にちが決まっていたり、
時間が決まっている、
量が決まっていることもあります。
今は条例など決まりの制限も多いですからね。
なので確認は事前にしておきましょう。
そして神社へ持っていく前には
ぜひ手作りの七夕飾りは
写真などに収めておいてください。
子供も一緒だとなおいいですね。
子供の成長はあっという間ですから
次の年の七夕には
今と同じものは作れませんし、
子供の見た目と同じように
中身も成長していきますしね。
そして、もし神社でのお焚きあげが出来ない、
でもごみとして捨てるのは
バチが当たりそうだし・・と心配な場合には
白い紙に包んで捨てることも一つの手です。
白は神様を表し、
白い紙で包むことは浄化をする意味があります。
どうしても気になるという場合には
簡単に出来る方法としても
おすすめです。
七夕の笹を終わった後にはどうするかについてのまとめ
七夕の笹、そして笹飾りは
用意をして、飾るまでに
手間もかかりますし、
準備も必要です。
しかし、飾るのは一晩だけなんですよね。
そう考えると、
後始末をあっさりとは
ちょっと悲しいものもありますもんね。
終わった後の処分の方法を確認し、
納得のいく方法で片づけていきましょう。