夏休みになると
小学生はドリルやら読書感想文やら
宿題が出されますね。
ドリルはわかる、
読書感想文もどんなものかわかる。
しかし・・・
自由研究と調べ学習って何が違うんだろう?
と思いませんか?
親のサポートがいる小学生では特に
親自身が理解していなかったら
宿題も進められません。
そこで今回は
自由研究と調べ学習の違いについて
お話をしていきます。
自由研究と調べ学習の違い
言葉も似ていない、
二つの宿題ですが
どんなことをしたらいいのかな?と考えると
その違いはあいまいで
はっきりとわからないものではないでしょうか。
まず自由研究とは
自由に研究をしたものです。
と、大ざっぱ過ぎますが
何でもいいので
「こうだと思う」とか
「こうなのはなんでだろう?」とか
「これはどうなっているのかな?」とか
自分が考えたものが合っているいるか、
間違っているかどうかを
様々な方法で確認して
その結果わかったことをまとめるものです。
調べ学習は
読んで字のごとく、「調べる」ことです。
「○○はどうなっているんだろう」とか
「△△ってなんなんだろう」とか
疑問に思ったこと、
知りたいと思ったことを調べていくんですね。
たとえば、
電車が好きな子がいて、
電車について調べようとしたときに
山手線の電車の駅について
駅の名前、かかる時間などをまとめるのは
調べ学習。
山手線の駅で
たくさん人が乗り降りする駅があるのはなんでだろう、と考えた時に
乗り換えがたくさんあるからかな、
観るところがたくさんあるからかな、と
考えてみたことを
実際にどうだったのかとまとめるのは
自由研究です。
大きなくくりでいうと
自由研究の中の一段階、
一部に調べ学習がある、というイメージです。
小学生の自由研究とはどんなもの?
とはいえ、小学生の自由研究に
工作などもよくありますし、
それを宿題として提出することも出来ますね。
テーマが広いので
わかりにくいところですが
小学生の自由研究として
どんなものがあるかを
挙げていきます。
調べてみよう
「こうなんじゃないかな?」と自分の予測を立てて
それが合ってるのか、間違っているのかを
実験をしたり、実際に作ってみたりして確かめます。
例
昆虫の観察日記
花の観察日記
乗り物の乗り方
地域の言葉
旅行記
⇒まとめ方はこちら
地図
作ってみよう
「こうしたら、こんなものができるんじゃないかな」という
想像、考えをもとに
色々なものを作ってみます。
例
工作
⇒男の子のおすすめはこちら
⇒女の子のおすすめはこちら
お弁当
料理
伝統工芸
押し花
難しく考えることはなく、
子供が考えるもの、興味のあるものテーマに
進めていけるといいですね。
一年生では特に
親のサポートが必須ですので
まとめ方も確認しておきましょう。
⇒夏休みの自由研究の一年生のおすすめ。親のサポートと進め方。
小学生の調べ学習とはどんなもの?
自由研究の
「調べてみよう」のところの
「調べる」ことでわかったことをまとめるのが
調べ学習ですね。
子供が興味を持ったもの、
なぜだろう?どうなっているんだろう?と
疑問に思ったことを調べます。
大切なのは
「わかったこと」をまとめることです。
例
電車の駅
スーパーの魚の種類
夏の旬の野菜
家から出た水の行方
などなど。
日常生活や
夏休みの体験、自分の好きなものから
テーマを絞り込んでいきましょう。
テーマの探し方は
こちらでくわしくお話しています。
進め方は
こちらでくわしくお話をしています。
⇒小学生の調べ学習のテーマの選び方。やり方とまとめ方を押さえる!
自由研究と調べ学習の違いについてのまとめ
自由研究も幅が広いですし、
調べ学習にしても、
「調べてくださいね~」で
その違いがあいまいで
どう進めたらいいかわからないと
子供のサポートもふわっとしたものになりますね。
今後子供自身で宿題をしていくために
ここでしっかりと違いを理解し、
サポートをしていけるようにしましょう。